わかやまけん先生の絵本「こぐまちゃんシリーズ」は、全部で15冊ありますがどれから手を付けば良いか迷いませんか?
息子(2歳)はこぐまちゃんシリーズが大好きで、購入したり図書館で借りたりしながら全冊一通り読んで見ましたので、全15冊ある中から特におすすめな5冊をご紹介したいと思います。
「うちの子、しろくまゃんのホットケーキが大好きなんだけど、次はどれ買ってあげようかな~」なんて考えている親御さん必見です!
こぐまちゃんシリーズは2〜3歳児にとってもおすすめ!
こぐまちゃんシリーズの特徴は以下のとおりで、2〜3歳児にとってもおすすめです!
- 色彩がはっきりした絵
- こどもにもわかりやすい簡単なことば&文書
- こども心を惹きつけるストーリー
- 2〜3歳児に適度な文量
選んだポイント
我が家の絵本に対するモットーは、とにかく親子で楽しい時間を過ごそう!!です。絵本を通して親子で楽しいコミュニケーションが取れたり、穏やかな時間が過ごせればそれだけで十分価値が有る思っています。
なので絵本を選んだ基準は、①わかりやすくて、②楽しいお話で、③息子の反応がいいものにしました。
①わかりやすくない(=知らない単語、馴染みのないシーンが出てくる)と話がわからず白けてしまいますし、
②楽しいお話でないと、こどもも楽しめないし、
③実際に息子の食いつきがいいものにしました。
それではご紹介します!
こぐまちゃんのみずあそび
あらすじ
最初はこぐまちゃんがお花に水遣りしているところから始まるのですが、そのうち金魚やアリさんに水かけていたずらし始めます。終いにはホースを持ってきてしろくまちゃんと水かけ合って水浸しに…!周りが水浸しで川ができたので、葉っぱのボートにアリさんを乗せて競争させたりと、二人ともどろんこになるまで遊びます。
ここがイイ!!
こどもは遊びの天才とはよく言いますが、こどもの自由な発想で、小さな遊びがどんどん発展してく様が本当に見ていて楽しいです。息子にもこんな遊び方ができるようになればいいなと思います。
ホースで水を掛け合うシーンは見開き全面に絵が描かれていて、このページになると息子も一緒に大はしゃぎます!
数あるこぐまちゃんシリーズの中でも、お気に入りの一冊です。
こぐまちゃんとボール
あらすじ
こぐまちゃんがボール遊びをしているお話です。ころころ転がしたり、高く投げてみたり、転がるボールと競争してみたりしています。
遊んでいるうちにボールが外へ出てしまい、牛乳屋さんの車に乗ってどこかへ連れていかてしまいます。こぐまちゃんはそれに気づかず必死にボールを探しますが、見つかるはずもなく、終いには泣いてしまいます。そこへ牛乳屋さんが牛乳と一緒にボールを届けてくれて、めでたしめでたしというお話です。
ここがイイ!!
前半のこぐまちゃんがボール遊びをしている様子は、まさに2~3歳のこどもが遊ぶ様子そのものですね。息子もこぐまちゃんに自分を投影しているのでしょうか、この場面はいつも楽しそうです。
そんな大好きなボールをなくして、必死に探しているシーンや泣いてるシーンは、息子も気持ちがわかるのかとても興味を惹かれています。
ボール好きは食いつくこと間違いなし!ボール遊びが好きな子にはぜひおすすめしたい一冊です。
こぐまちゃんのどろあそび
あらすじ
おかあさんに買ってもらったスコップをもって、砂遊びにきたこぐまちゃん。穴を掘ったりお団子作ったり並べてみたり、砂遊びに夢中です。
そこへしろくまちゃんがやってきて、ぴょんぴょんしながらこぐまちゃんのお団子を潰してしまい、二人はけんかになってしまいます。
お互いに謝って仲直りしてからは、いっしょに砂遊びを初め、最後には二人で大きな大きなお山や穴を作ってしまいました。
ここがイイ!!
こちらも「こぐまちゃんとボール」と同様、こぐまちゃんが砂遊びしている様子は2~3歳のこどもが遊ぶ様子そのものです。息子も読んでいて楽しそうです。
見所はやはり、いつも仲良しな二人がケンカして、仲直りするところです。
息子は引っ込み思案気味で、特に同世代の子と接するのが少し苦手なようなのですが、最近少しずつ同世代の子とも遊ぶようになってきました。お友だちとケンカしたり仲直りしたり一緒に遊んだりしているシーンも、とても興味を持ってるように見えます。
引っ込み思案なのでお友だちとケンカしたことはないのですが、親としてはこの本で「お友だちとケンカすることも、仲直りすることもできるんだな」ということを知ってくれたらいいなと思っています。
なので私としては、我が子にお友だちとケンカしたり仲直りしたりしている様子を見せたいなと思っている親御さんにおすすめです。
しろくまちゃんパンかいに
あらすじ
女の子のしろくまちゃんが、お母さんと買い物におでかけに行くお話です。途中でおばあちゃんへのお手紙をポストに入れたり、通りに出て危ない目に合ったり。。。
お店でたくさんのくだものやパンを見ながら「おかあさん、どれかうのー?」とか「ふらんすぱん かっちゃった」など言いながらお買い物を楽しみます。帰りに大きなケーキを見つけておねだりしますが、もちろん買ってもらえず泣いてしまったり。。。
ここがイイ!!
お母さんとのよくある普通の日常が描かれているので、こどもにとってはイメージしやすく、しろくまちゃんと自分を照らし合わせながら読み進めることができます。
果物やパン、ケーキなど子どもが好きなものが登場するシーンが多く、いろいろな果物やパンで陳列されている絵は息子も大好きです。
イメージのしやすさ、実生活との馴染みやすさはこぐまちゃんシリーズの中でNo.1だと思うので、あまり絵本が得意でない子や、これから絵本を読ませてあげたい子におすすめです。
こぐまちゃんのうんてんしゅ
あらすじ
こぐまちゃんが、バスのおもちゃとぬいぐるみたちでバスの運転手ごっこをするお話です。
遊園地行きのバスに、たくさんのぬいぐるみたちが乗車します。「はっしゃ おーらい」「ぶっ ぶうー」なんて言いながらこぐまちゃんは楽しそうに運転します。
途中で高速道路に乗りスピードを上げたり、信号待ちでたくさんの車が渋滞したりなんかもしながら、遊園地に到着してぬいぐるみたちはバスをおります。
バスの方が好きなリスとペンギンは遊園地では降りず、そのまま走っていると次はボールがやって来て衝突事故が起き、最後にはこぐまちゃんがレッカー車を運転して救出します。
ここがイイ!!
「こぐまちゃんのみずあそび」と同様、こぐまちゃんたちは遊びの天才ですね!!満員のバス、高速道路、信号待ち、衝突事故などの現実世界を、身の回りにあるおもちゃを使って上手にたとえ遊びしています。
個人的には、遊園地よりバスの方が好きだからという理由でバスを降りなかったリスとペンギンのシーンで、みんなと同じじゃなくて、自分の好きなことを選んでいる様子が描かれいていいなと思いました。
言うまでもなくですが、車好きの子にはおすすめの一冊です。
まとめ
親子で楽しめる絵本の時間は、何にも代え難いすてきな時間だと思います。
今回ご紹介したこぐまちゃんシリーズは、わかりやすく、楽しく、子どもが引き込まれやすいお話ばかりで、かつ分量も適度なので親子で楽しい時間を過ごせると思います!
少しでも、楽しい絵本の時間のお役に立てば幸いです♪
2,3歳の子どもであえば、ミッケ!シリーズもおススメですので、以下の記事も併せてごらんください!
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